9月27日(営業日ベース)に投資信託を購入しました。(約定日は9月28日 受渡日は10月5日)
購入したのは、「フィデリティ・グローバル・ハイ・イールド・ファンド(毎月決算型)」 です。
米国・欧州・アジアの3地域のハイイールド債券を主な投資対象としているファンドです。
このファンドについては、6月23日に続いて3回目の購入になりますが、
私としては、今回初めて「NISA枠」を利用して投資信託を購入しました。
(これまではすべて「特定口座の源泉徴収あり」で購入して来ました。)
このファンドを購入した理由としては、
1.マーケット要因
9月27日(水)の15時直前において、
米ドル/円:100.90 ユーロ/円:113.40
米債券市場については、9月26日(月)の終値ベースで、
米10年国債利回り : 1.599%
米国ETF(債券関連)に関して、
HYG : 86.38ドル JNK : 36.35ドル
2.ファンドの計理要因
当該ファンドの計理上、追加信託差損益金が約65億円のプラス(2016年3月28日現在)
(2015年9月28日の約192億円よりは相当に減少)
分配金余裕月数 : 約31.1ヵ月 分配金健全率 : 約30.8%
( 分配金余裕月数、分配金健全率ともに2016年6月時点と不変 )
3.評価(外部機関)
レーティング : 3 (3年) リスクメジャー : 2 (3年)
4.最大上昇率・下落率
最大上昇率 : 約63%(12ヵ月間) 最大下落率 : 約18%(6ヵ月間)
5.投資家動向
2013年12月から2015年12月まで毎月50億円前後の買付超過だったが、
2016年1月からはやや一服。2016年3月から再び増勢。(英のEU離脱国民投票の6月を除く)
2016年8月で43億円の買付超過。
6.コスト
SBI証券、楽天証券ともに購入手数料はノーロード
信託報酬は約1.47%だが、運用報告書の「1万口あたりの費用明細」で、
「その他費用」は1円、「保管費用」は0円
このファンドを選択した理由としては、前回に引続き
上記の2から6を勘案して総合的に判断しました。
購入タイミングの理由としては、
引続きグローバル型のファンドについては、組入れ通貨、
アセットクラス(または同一アセットクラス内でのカテゴリ)が複数に及ぶため、
購入・解約タイミングの判断にあたってコントロールが難しいのですが、
今回も為替相場の水準を優先的な判断基準としました。
毎度のことですが、今回も為替相場を確認しながら、
注文締切時間である15時の1分前である14時59分に発注しています。
もちろん、基準価格が算出される時点での為替相場はわかりませんが。
また主眼ではないのですが、9月27日(火)が月次での決算日のため、
分配金落ちに伴う基準価格の低下も考慮しました。
(分配金受取の場合、特別分配金に該当した部分が「すぐに」支払われてしまうのを避けるため)
一方、投資対象としては、米国ETFのHYGについて、9月26日(月)が86.38ドル(終値ベース)で、
6月よりも高い水準での購入になりました。
また9月23日(金) 終値ベースでの利回りは、
米ハイイールド債券が6.7%、 欧州ハイイールド債券が4.0%、アジアハイイールド債券が6.3%
いづれもこれまでの2回の購入時点よりもかなり低下していますので、
安値でのバイアンドホールドを前提とした購入としては、決して良いタイミングではありません。
米ハイイールド債の場合、利回りベースで8%、国債金利に対するスプレッドベースで650bpは
下限として欲しいのですが、為替相場の円高タイミングを捉えることを優先しました。
ドル円の為替レートでは、7月上旬、8月中旬と並んで3回目の100円台の水準です。
トリプルボトム(三尊底)を形成し得るかについては、後講釈での結果論になりますが。
以上、少しでもご参考になりましたら幸いです。
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