2016年12月末での、ハイイールド債券の各指数利回りと私見になります。 

マンスリーでアップしていますので、ご参考になれば幸いです。

HYG







( 米国ハイイールド債券 : 6.2% )

11月末の6.8%から0.6%の低下。

2月中旬には10.0%を超えていたので、380bp以上の大幅な低下。 

米10年国債利回りは2.41%で、月末ベースでの直近最低値である2016年6月末の

1.60%から約80bpの上昇。
 
スプレッドは380bp程度で、11月末の440bp程度から60bpのタイトニング。


米国ハイイールド債を投資対象とする投資信託の基準価格は上昇。
 
基準価格決定の主要な3つのファクターである、為替、ベース金利、スプレッドのうち、
 
ベース金利は横這いだったものの、為替の円安ドル高とスプレッドの縮小の効果が奏功。


米国ETF : HYG 87.22ドル ( 2017年1月10日終値ベース )



( 欧州ハイイールド債券 : 3.8% )

11月末の4.2%から0.4%の低下。

為替は1ユーロ122円前後で、11月末からやや円安ユーロ高。

ベース金利(ドイツ10年国債)は0.29%で、11月末とほぼ同水準。

スプレッドはイギリスのEU離脱の国民投票の結果を受けて、

2016年6月末に一旦は拡大したものの、すぐに収束してタイトニング。

9月はまたもやドイツ銀行のクレジットリスクが問題となったことからややワイドニングしたが、

10月はタイトニング、11月はワイドニングと上下を繰り返し、足元では再びタイトニングの動き。


欧州ハイイールド債を投資対象とする投資信託の基準価格は、

ベース金利はほぼ横這いの状況下で、スプレッドが再びタイトニングしたことと、

為替相場がやや円安ユーロ高に振れたことから底堅く推移。



( 新興国ハイイールド債券 : 6.8% )

11月末の7.1%から0.3%の低下。

2016年2月中旬以降は低下の一途で、引続き新興国に対する信用不安が後退したことを反映していたが、

夏場以降では横這いの推移に転換。

但し、11月の米大統領選挙以降、ドル高・金利上昇に伴う新興国からの資金流出の懸念から

上昇に転じていたが、それも一服した模様。 



( アジアハイイールド債券 : 6.8% )

11月末の6.9%から0.1%の低下。

2012年8月より7%台で推移。意外にヒストリカルボラティリティは低く、
 
2015年8月以降、8%前後で推移していたがその後上昇して、

2016年2月中旬に直近ピークの8.4%に到達したが、現在は160bpもタイトニング。

為替は人民元、香港ドルともに対円で足元では横這い。(ドル円相場の相似形)


アジアハイイールド債を投資対象とする投資信託の基準価格はやや上昇。

スプレッドはややタイトニング。

組入れ債券がドル建てベースであることから、やや円安ドル高の為替相場が影響。

また引続き組入れ債券からの利子収入(インカム)がある程度寄与しているイメージ。


以上、少しでもご参考になりましたら幸いです。

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