新興経済国の政府、政府機関等が発行もしくは信用保証するCCC-格相当以上の債券を
主な投資対象としています。

ポートフォリオの平均格付を、原則としてB-格相当以上に維持するとしています。

ベンチマークは、「JPモルガンEMBIグローバル・ダイバーシファイド(円ベース)」を採用して
います。



《 分類 》

アセットクラス : 国際債券   タイプ : ソブリン債券   地域 : 新興国

運用会社 : 三菱UFJ国際投信
設定日 : 2005年3月4日   償還日 : 無期限 ( GOOD )


《 分配金 》

直近分配金 : 65円 (2011年10月より継続)

健全率 : 約84%   余裕月数 : 約112ヵ月


《 評価 ( 私見 : 5段階 ) 》

パフォーマンス : 5   元本安全性 : 4   コスト(信託報酬) : 2 ( 約1.62% )


《 損益 ( 同ファンド ) 2015年5月20日 》

追加信託差損益金 : 約-24億円
( 配当等相当額 : 約14億円   売買損益相当額 : 約-38億円 )

分配準備積立金 : 約5.4億円   繰越損益金 : 約-3.5億円


《 販売会社 : 買付手数料 》

SBI証券 : 2.16%   楽天証券 : 2.16%


《 考察 》

ファンドオブファンズ方式での運用です。

国別配分としては、米国が約10%、ブラジルとロシアが各約9%、ペルーが約6%、
インドネシアとスロベニアが各約4%、トルコ、パナマ、コロンビア、南アフリカが各約3%と
なっており、相応の分散を図っています。

組入れ債券の格付けでは、AAA格が約11%、AA格が約2%、A格が約10%、
BBB格が約49%、BB格が約14%、B格が約8%、CCC格以下が約3%となっており、
BBB格を中心として幅広い格付けの債券を組入れてポートフォリオを組成しています。

またデュレーションは6.2~7.0年前後で推移しています。

現状の月次分配金65円の前提では、健全率は8割以上に達しており、
余裕月数も十分な印象です。

設定からの運用期間の長いファンドです。
2012年7月以降では月次ベースでのファンドの買付が解約を下回り続けていましたが、
次第に解約のボリュームは減少しているようなデータも見受けられました。


以上、少しでもご参考になりましたら幸いです。

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