REIT各指数利回りと債券利回りの比較です。 ご参考になれば幸いです。
REITを投資対象とする投資信託の基準価格については、国内REIT型はほぼ横這い、
米国REIT型はREIT価格は同じ水準であるものの、円高ドル安の為替相場の影響で軟調に推移。
11月末との比較では短期債から超長期債までほぼ同じ水準です。
11月末との比較では、短期ゾーンはやや金利低下、長期ゾーンはやや金利上昇となっており、
イールドカーブのスティープニングの印象です。
( REIT利回り 小数点以下1桁まで 2015年12月31日現在 )
日本 : 3.1%
米国 : 3.9%
オーストラリア : 4.8%
シンガポール : 6.4%
( 10年国債利回り )
日本 : 0.2%
米国 : 2.2%
オーストラリア : 2.8%
シンガポール : 2.5%
( スプレッド (リスクプレミアム) = REIT利回り - 10年国債利回り )
日本 : 2.9%
米国 : 1.7%
オーストラリア : 2.0%
シンガポール : 3.8%
米国の長期金利には大きな動きはないことから、米国REITのリスクプレミアムも横這いです。
引続きリスクプレミアムの観点から投資妙味があるのは、シンガポール、日本の順番です。
REITを投資対象とする投資信託の基準価格については、国内REIT型はほぼ横這い、
米国REIT型はREIT価格は同じ水準であるものの、円高ドル安の為替相場の影響で軟調に推移。
【 セカンダリーマーケットにおける各国の国債利回り 】 ( 2016年1月5日現在 )
( 日本 )
2年 : -0.010% 5年 : 0.030% 10年 : 0.263% 30年 : 1.253%
( 米国 )
2年 : 1.052% 5年 : 1.740% 10年 : 2.25% 30年 : 2.99%
短期債の上昇率が大きく、2年債は1%台に乗せてきています。
( ドイツ )
2年 : -0.35% 5年 : -0.05% 10年 : 0.58% 30年 : 1.43%
引続き年限5年以下までマイナス金利となりました。
11月末との比較では金利上昇はしています。
11月末との比較では金利上昇はしています。
( オーストラリア )
2年 : 1.99% 5年 : 2.27% 10年 : 2.81% 20年 : 3.35%
11月末との比較では短期債から超長期債までほぼ同じ水準です。
( シンガポール )
2年 : 1.04% 5年 : 1.94% 10年 : 2.58% 30年 : 2.95%
11月末との比較では、短期ゾーンはやや金利低下、長期ゾーンはやや金利上昇となっており、
イールドカーブのスティープニングの印象です。