2016年5月末での、ハイイールド債券の各指数利回りと私見です。 

マンスリーでアップしていますので、ご参考になれば幸いです。


( 米国ハイイールド債券 : 7.6% )

4月末の8.0%からさらに低下。

2月中旬には10.0%を超えていたので、240bp以上も低下。 

米10年国債利回りは1.70%で、4月末の1.78%から8bpの低下。
 
スプレッドは590bp程度で、4月末の622bp程度から32bpのタイトニング。

米国ハイイールド債を投資対象とする投資信託の基準価格はボックス圏で推移。
 
基準価格決定の主要な3つのファクターである、為替、ベース金利、スプレッドのうち、
 
ベース金利はやや低下、スプレッドもタイトニングしたものの、

為替がやや円高ドル安に振れたことが影響。

HYG






米国ETF : HYG 84.25ドル ( 2016年6月7日終値ベース )



( 欧州ハイイールド債券 : 4.7% )

4月末の4.8%からさらに低下。

為替は1ユーロ122円台で4月末から大きな動きはなし。

ベース金利(ドイツ10年国債)は0.068%でやや低下した状況下で、スプレッドもほぼ横這い。

欧州ハイイールド債を投資対象とする投資信託の基準価格も横這いで推移。



( 新興国ハイイールド債券 : 7.6% )

4月末の7.8%からは0.2%の低下。

2月中旬以降は低下の一途で、引続き新興国に対する信用不安が後退したことを反映している模様。 



( アジアハイイールド債券 : 7.0% )

4月末の7.3%からは0.3%の低下。

12年8月より7%台で推移。意外にヒストリカルボラティリティは低く、
 
15年8月以降、8%前後で推移していたがその後上昇して、

16年2月中旬に直近ピークの8.4%に到達したが、現在は140bpもタイトニング。

為替は人民元、香港ドルともに対円でやや下落。(ドル円相場の相似形)

アジアハイイールド債を投資対象とする投資信託の基準価格は、

スプレッドがタイトニングしたことによりにもやや上昇方向で推移。





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