2016年6月末での、ハイイールド債券の各指数利回りと私見です。
マンスリーでアップしていますので、ご参考になれば幸いです。
2月中旬には10.0%を超えていたので、260bp以上も低下。
米国ETF : HYG 84.47ドル ( 2016年7月1日終値ベース )
為替は人民元、香港ドルともに対円で大きく下落。(ドル円相場の相似形)
アジアハイイールド債を投資対象とする投資信託の基準価格は、
スプレッドがタイトニングしたものの、為替相場の円高により相応に下落。
マンスリーでアップしていますので、ご参考になれば幸いです。
( 米国ハイイールド債券 : 7.4% )
5月末の7.6%からさらに低下。
5月末の7.6%からさらに低下。
2月中旬には10.0%を超えていたので、260bp以上も低下。
米10年国債利回りは1.44%で、5月末の1.70%から26bpの低下。
スプレッドは596bp程度で、5月末の590bp程度から6bpのワイドニング。
米国ハイイールド債を投資対象とする投資信託の基準価格は大きく下落。
基準価格決定の主要な3つのファクターである、為替、ベース金利、スプレッドのうち、
ベース金利は低下、スプレッドはほぼ横這いであったものの、
為替が大きく円高ドル安に振れたことが影響。
為替が大きく円高ドル安に振れたことが影響。
米国ETF : HYG 84.47ドル ( 2016年7月1日終値ベース )
( 欧州ハイイールド債券 : 4.5% )
5月末の4.7%からさらに低下。
為替は1ユーロ114円台で5月末から大きく円高ユーロ安。
ベース金利(ドイツ10年国債)は-0.126%でマイナス金利に突入。
スプレッドはイギリスのEU離脱の国民投票の結果を受けて一旦は拡大したものの、
すぐに収束してタイトニング。
欧州ハイイールド債を投資対象とする投資信託の基準価格は、
為替の影響が色濃く出たことから大幅に下落。
ベース金利(ドイツ10年国債)は-0.126%でマイナス金利に突入。
スプレッドはイギリスのEU離脱の国民投票の結果を受けて一旦は拡大したものの、
すぐに収束してタイトニング。
欧州ハイイールド債を投資対象とする投資信託の基準価格は、
為替の影響が色濃く出たことから大幅に下落。
( 新興国ハイイールド債券 : 7.2% )
5月末の7.6%からは0.4%の低下。
2月中旬以降は低下の一途で、引続き新興国に対する信用不安が後退したことを反映している模様。
( アジアハイイールド債券 : 6.6% )
5月末の7.0%からは0.4%の低下。
2013年7月以来、3年ぶりの水準。
2013年7月以来、3年ぶりの水準。
12年8月より7%台で推移。意外にヒストリカルボラティリティは低く、
15年8月以降、8%前後で推移していたがその後上昇して、
16年2月中旬に直近ピークの8.4%に到達したが、現在は180bpもタイトニング。
16年2月中旬に直近ピークの8.4%に到達したが、現在は180bpもタイトニング。
為替は人民元、香港ドルともに対円で大きく下落。(ドル円相場の相似形)
アジアハイイールド債を投資対象とする投資信託の基準価格は、
スプレッドがタイトニングしたものの、為替相場の円高により相応に下落。
以上、ご参考になりましたら幸いです。
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