2016年7月末での、米国ハイブリッド優先証券、MLP、BDC、米国バンクローンの

各指数利回りと私見です。 

マンスリーでアップしていますので、ご参考になれば幸いです。


( 米国ハイブリッド優先証券 : 4.3% ) 

6月末の4.6%から0.3%の低下。

2015年9月以降、4.3%前後で安定的に推移していたものが、

2016年初より急上昇。2月には5.8%程度にまで上昇。

2月はドイツ銀行等、金融機関のクレジットリスクに対する警戒感から、

利回り上昇と価格低下によって、米国ハイブリッド優先証券を投資対象とした

投資信託の基準価格も相当に低下した。

3月以降、利回りの低下傾向ではあるが、

6月に為替相場の大幅な円高ドル安により基準価格も相応に下落。

7月はレンジ内で推移した印象。

PFF






米国ETF : PFF 40.25ドル ( 2016年8月1日終値ベース )



( MLP (配当利回り) : 7.4% )

6月末の7.4%と変わらず。

2016年1月中には12%前後にまで上昇していたが、

その後は原油価格の反転上昇に伴う形での利回り低下が継続。

但し、足許では価格低下の様相。


12%到達時の原油価格(WTI)は約26ドル。

【 WTI原油先物 】     約41.6ドル  ( 2016年7月29日終値ベース )



( BDC (配当利回り) : 9.8% )

6月末の10.3%から0.5%の低下。

2月中旬の12.3%前後をピークに低下傾向。

ようやく10%を下回った状況。
 


( 米国バンクローン : 6.1% ( 7月末現在の利回り ) )

6月末の6.3%から0.2%の低下。

12年8月より6%前後で安定的な動きが続いていたが、2015年10月より上昇傾向。

2015年12月末に直近ではピークとなる7.3%に到達。その後は低下傾向。

米低格付け企業の資金調達と銀行貸付金利の動向には引続き注視。


バンクローンの水準は緩やかに低下しつつあるものの、

為替相場の大幅な円高ドル安の影響を受ける形で、

米国バンクローンを投資対象とする投資信託の基準価格も相応に下落。

但し、足許では円高一服と金利低下によってほぼ横這いのイメージ。


以上、ご参考になりましたら幸いです。

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