2016年7月末での、REIT各指数利回りと債券利回りの比較です。 

マンスリーでアップしていますので、ご参考になれば幸いです。


( REIT利回り  小数点以下2桁まで  2016年7月29日現在 )

日本 : 3.12%

米国 : 3.89%

オーストラリア : 4.10%

シンガポール : 5.73%

RWR






米国ETF : RWR 104.01ドル ( 2016年8月1日終値ベース )



( 10年国債利回り 小数点以下2桁まで )

日本 : -0.19%

米国 : 1.45%

オーストラリア : 1.87%

シンガポール : 1.80%



( スプレッド (リスクプレミアム) = REIT利回り - 10年国債利回り )

日本 : 3.31%

米国 : 2.44%

オーストラリア : 2.23%

シンガポール : 3.92%


米国の長期金利は横這いで推移したものの、REIT利回りが低下したことから、

米国REITのリスクプレミアムも低下した印象です。

リスクプレミアムの観点から投資妙味があるのは、シンガポール、日本の順番ですが、

官製相場、かつマイナス金利である日本のリスクフリーレートを

ベースにすることに意味があるかどうかです。
 

REITを投資対象とする投資信託の基準価格については、

国内REIT型はレンジ相場の様相。

日銀買いは継続のようですが、外国人投資家もあまり動きはないようです。

この利回り水準(東証REIT指数で1800台)では、

地方銀行等の買いのボリュームも以前よりはダウンでしょうか。


米国REIT型は、REIT価格自体は引続き上昇しておりやや過熱感の印象。

為替相場は月末に102円台にまたリターンしたことから、

ファンドとしては、投資対象の価格上昇と為替の円高が、基準価格の算定にあたって

綱引きしているイメージです。


以上、ご参考になりましたら幸いです。

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