11月7日(営業日ベース)に投資信託を購入しました。(約定日は11月8日 受渡日は11月14日)
購入したのは、「みずほUSハイイールドオープンBコース(為替ヘッジなし)」 です。
米国の米国ドル建てハイイールド債券を主な投資対象としているファンドです。
このファンドについては、初めての購入になります。
加えて「NISA枠」の利用による2回目の投資信託の購入になります。
現在保有している「MHAM USハイイールドファンド(毎月決算型)」は、
償還期日が2019年6月7日であることから、償還まで残り2年半程度しかなく、
「NISA枠」の期間である5年を有効に活用出来ないことから、
マザーファンドが同じでありながら、償還期日の指定のないこちらのファンドを、
「NISA枠」利用を優先するという判断基準で選択しました。
このファンドを購入した理由としては、
1.マーケット要因
11月7日(月)の15時直前において、
米ドル/円:104.38 ユーロ/円:115.56
米債券市場については、11月4日(金)の終値ベースで、
米10年国債利回り : 1.828% (11月4日の終値ベース)
米国ETF(債券関連)に関して、
HYG : 84.98ドル JNK : 35.82ドル
2.ファンドの計理要因
当該ファンドの計理上、追加信託差損益金が約515億円のマイナス(2016年6月7日現在)
分配金余裕月数 : 約24.0ヵ月 分配金健全率 : 約27.6%
3.評価(外部機関)
レーティング : 5 (3年) リスクメジャー : 2 (3年)
4.最大上昇率・下落率
最大上昇率 : 約51%(12ヵ月間) 最大下落率 : 約40%(12ヵ月間)
5.投資家動向
2015年7月以降で、2016年1月を除いた全ての単月ベースで買付超過。
6.コスト
SBI証券、楽天証券ともに購入手数料はノーロード
信託報酬は約1.52%だが、運用報告書の「1万口あたりの費用明細」で、
「その他費用」は2円(=保管費用)
このファンドを選択した理由としては、上記の2から6を勘案して総合的に判断しましたが、
加えて10月27日に「フィデリティ・グローバル・ハイ・イールド・ファンド」を購入した時点との比較において、
「米ドル/円」では円高ドル安である一方、「ユーロ/円」では円安ユーロ高であり、
米ドルが相対的に安値のタイミングと捉えられることから、
米ドル建てのみのファンドであることを優先しました。
購入タイミングの理由としては、
米国ETFのHYGが85ドル割れで、3ヵ月ぶりの安値水準であったことと、
上記の為替相場の動きを判断基準としました。
毎度のことですが、今回も為替相場を確認しながら、
注文締切時間である15時の1分前である14時59分に発注しています。
もちろん、基準価格が算出される時点での為替相場はわかりませんが。
また主眼ではないのですが、11月7日(月)が月次での決算日のため、
分配金落ちに伴う基準価格の低下も考慮しました。
(分配金受取の場合、特別分配金に該当した部分が「すぐに」支払われてしまうのを避けるため)
投資対象をテクニカルでみると、逆張り指標としてのボリンジャーバンド、MACDともに、
期間6ヵ月では安値ゾーンですが、1年のスパンではまだ買いタイミングではありません。
引続き、米ハイイールド債の場合、利回りベースで8%、国債利回りに対するスプレッドベースで
650bpは下限として欲しいところですが、11月4日(金)の終値ベースで、
米ハイイールド債券の利回り : 6.8% ( 前週末比 0.4%上昇 )
スプレッド: 498bp ( 6.80% - 1.82% )
であることから、逆張りでの底値を狙ったロングの観点では、良いタイミングではありません。
一方、米大統領選という政治的イベントに対する為替相場のアノマリーとして、
選挙前は円高ドル安、選挙後は反対に円安ドル高であることも考慮しました。
以上、少しでもご参考になりましたら幸いです。
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