2017年3月初における、米国ハイブリッド優先証券、MLP、BDC、米国バンクローンの
各指数利回りと私見になります。
マンスリーでアップしていますので、少しでもご参考になりましたら幸いです。
2月はドイツ銀行等、金融機関のクレジットリスクに対する警戒感から、
利回り上昇と価格低下によって、米国ハイブリッド優先証券を投資対象とした
投資信託の基準価格も相当に低下した。
その後、6月に為替相場の大幅な円高ドル安により基準価格も相応に下落したが、
11月9日以降の円安ドル高により急回復。
足元では、為替相場が横這いで推移することと、スプレッドの緩やかなタイトニングによって、
投資信託の基準価格も底堅い状況。
米国ETF : PFF 38.46ドル ( 2017年3月17日終値ベース )
さらにOPECでの減産合意を受けて、利回りの低下圧力が顕在化。
但し、この水準からは米シェールオイル業界も採算が合うことから、供給量の増加も。
2015年12月末に直近ではピークとなる7.3%に到達。
その後は低下傾向となり、再び6.0%前後へ収束。
2016年11月以降では、米・金利上昇に連れ高している様相。
米低格付け企業の資金調達と銀行貸付金利の動向には引続き注視。
米国バンクローンを投資対象とする投資信託の基準価格もレンジ内での小動きに終始。
各指数利回りと私見になります。
マンスリーでアップしていますので、少しでもご参考になりましたら幸いです。
( 米国ハイブリッド優先証券 : 4.2% )
2017年2月初の4.4%から0.2%の低下。
2015年9月以降、4.3%前後で安定的に推移していたものが、
2016年初より急上昇。2月には5.8%程度にまで上昇。
2016年初より急上昇。2月には5.8%程度にまで上昇。
2月はドイツ銀行等、金融機関のクレジットリスクに対する警戒感から、
利回り上昇と価格低下によって、米国ハイブリッド優先証券を投資対象とした
投資信託の基準価格も相当に低下した。
その後、6月に為替相場の大幅な円高ドル安により基準価格も相応に下落したが、
11月9日以降の円安ドル高により急回復。
足元では、為替相場が横這いで推移することと、スプレッドの緩やかなタイトニングによって、
投資信託の基準価格も底堅い状況。
米国ETF : PFF 38.46ドル ( 2017年3月17日終値ベース )
( MLP (配当利回り) : 6.7% )
2017年2月初の6.6%から0.1%の上昇。
2016年1月中には12%前後にまで上昇していたが、
その後は原油価格の反転上昇に伴う形での利回り低下。
2016年1月中には12%前後にまで上昇していたが、
その後は原油価格の反転上昇に伴う形での利回り低下。
さらにOPECでの減産合意を受けて、利回りの低下圧力が顕在化。
但し、この水準からは米シェールオイル業界も採算が合うことから、供給量の増加も。
12%到達時の原油価格(WTI)は約26ドル。
【 WTI原油先物 】 約53.33ドル ( 2017年3月3日終値ベース )
( BDC (配当利回り) : 9.4% )
2017年2月初の9.6%から0.2%の低下。
2016年2月中旬の12.3%前後をピークに低下。
他のアセットクラス・カテゴリの価格上昇・利回り低下の後塵を排する形で、
BDCの価格上昇も顕著であったが、上昇も一服してからは9%台でほぼボックス圏での推移。
他のアセットクラス・カテゴリの価格上昇・利回り低下の後塵を排する形で、
BDCの価格上昇も顕著であったが、上昇も一服してからは9%台でほぼボックス圏での推移。
( 米国バンクローン : 6.4% ( 2017年3月初現在の利回り ) )
2017年2月初の6.5%から0.1%の低下。
2012年8月より6%前後で安定的な動きが続いていたが、2015年10月より上昇傾向に転じる。
2015年12月末に直近ではピークとなる7.3%に到達。
その後は低下傾向となり、再び6.0%前後へ収束。
2016年11月以降では、米・金利上昇に連れ高している様相。
米低格付け企業の資金調達と銀行貸付金利の動向には引続き注視。
上記の状況下において、足元では横這いの為替相場を反映する形で、
米国バンクローンを投資対象とする投資信託の基準価格もレンジ内での小動きに終始。
以上、少しでもご参考になりましたら幸いです。
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