豪ドル建の公社債等を主要投資対象とし、中長期的に安定した収益の確保、及び投資信託財産の
着実な成長を運用方針としています。

オーストラリアの金利水準や市況動向、信用格付等を総合的に勘案して投資銘柄を選定するとも
あります。

資産規模は1500億円前後に達しています。


《 分類 》

アセットクラス : 国際債券   タイプ : 公社債   地域 : オーストラリア(オセアニア)

運用会社 : インベスコ・アセット・マネジメント
設定日 : 2003年2月28日   償還日 : 無期限 ( GOOD )


《 分配金 》

直近分配金 : 100円 (2015年1月より継続)

健全率 : 約16%   余裕月数 : 約27ヵ月


《 評価 ( 私見 : 5段階 ) 》

パフォーマンス : 3   元本安全性 : 2   コスト(信託報酬) : 3 ( 約1.29% )


《 損益 ( 同ファンド ) 2015年2月20日 》

追加信託差損益金 : 約-1205億円
( 配当等相当額 : 約556億円   売買損益相当額 : 約-1762億円 )

分配準備積立金 : 約132億円   繰越損益金 : 約-89億円

《 損益 ( マザーファンド ) 2015年2月20日 》

追加信託差損益金 : 約1004億円   繰越損益金 : 約1084億円


《 販売会社 : 買付手数料 》

SBI証券 : 1.08%   楽天証券 : 1.08%


《 考察 》

ファミリーファンド方式での運用です。

国別配分としては、オーストラリアが約88%、国際機関が約4%、ドイツが約3%となっており、
オーストラリアが9割近くを占めています。

地域別では、オーストラリアが約88%、国際機関が約5%、ヨーロッパが約4%で、
国別の配分と同様の状況となっています。

組入れ債券の格付けでは、AAA格以上が約70%、AA格が約22%、A格が約4%を占めており、
クレジットリスクに対しては、安全性が相当に高いポートフォリオを組成しています。

またデュレーションは4.0~5.7年前後で推移しており、やや幅があります。

2015年1月より月次分配金が引き下げられました。( 150円 ⇒ 100円 )

現状の月次分配金100円の前提では、健全率は約16%に留まり、
余裕月数にも注視する必要があるようです。

設定からの運用期間の長いファンドです。2013年7月から2014年10月まで
月次ベースでのファンドの買付が解約を大きく上回り続けました。
他のオーストラリア債券ファンドには見られなかった特徴です。
これ以降では現在まで買付と解約が均衡しているようなデータも見受けられました。


以上、少しでもご参考になりましたら幸いです。

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