各ハイイールド債券、米国バンクローン、米国ハイブリッド優先証券、MLP、BDCの
各指数利回りと私見です。 

ご参考になれば幸いです。


( 米国ハイイールド債券 : 9.3% )

12月末の8.8%からは0.5%の上昇。

1月中には9.5%を超えていたので、足許ではやや低下。 

米10年国債利回りは1.92%で、12月の2.26%から34bpも低下。
セカンダリースプレッドは738bp程度で、12月末の654bp程度から84bp以上も拡大。

米国ハイイールド債を投資対象とする投資信託の基準価格も下落。
基準価格決定の主要な3つのファクターである、為替、ベース金利、スプレッドのうち、
為替は月末に円安ドル高、ベース金利も低下したものの、スプレッドがさらに拡大したことが影響。


( 欧州ハイイールド債券 : 6.0% )

12月末の5.7%からは0.3%の上昇。

13年10月に5%を下回ってからは、4~5%のレンジで推移していたが、
15年8月に5%を上回り始め、15年10月初には6%近くにまで接近。
その後はリバースの動きであったが一服してからはまた上昇。 

為替は月末に1ユーロ131円前後へリバース、
ベース金利(ドイツ10年国債)は0.62%から0.32%へまたもや低下、
スプレッドについてもさらに拡大したことから、
欧州ハイイールド債を投資対象とする投資信託の基準価格も軟調。


( 新興国ハイイールド債券 : 9.6% )

12月末の9.2%からは0.4%の上昇。

15年3月に8%を割っていたが、15年5月から上昇。同8月に8%台を回復。
引続き上昇が継続して同10月初には9%に到達。
その後はリバースの状況が続いていたが、横這いからまた9%台の中盤まで上昇。 


( アジアハイイールド債券 : 8.3% )

12月末の8.0%からは0.3%の上昇。

12年8月より7%台で推移。意外にヒストリカルボラティリティは低く、
15年8月以降、8%前後で推移していたがその後やや上昇。

為替は人民元、香港ドルともに対円で低下した後、月末にリバース。(ドル円相場の相似形)
アジアハイイールド債を投資対象とする投資信託の基準価格も軟調に推移。



( 米国バンクローン : 7.1% ( 1月末現在の利回り ) )

12月末の7.3%からは0.2%の低下でやや戻したところ。

12年8月より6%前後で安定的な動きが続いていたが、2015年10月より上昇傾向。
引続き米低格付け企業の資金調達と銀行貸付金利の動向に注視。

為替の円高ドル安とその後のリバース、バンクローンの水準の上げ一服によって、
米国バンクローンを投資対象とする投資信託の基準価格は横這いの印象。



( 米国ハイブリッド優先証券 : 4.7% )

12月末の4.3%から0.4%の上昇。

2013年9月以降、4%前後で安定的に推移していたものが、
2015年8月以降ではレンジをやや切り上げて10月初には4.5%に達しましたが、
これをピークにしてややリバースの後、再び上昇の展開です。

他のアセットと比較してボラティリティは相対的に緩やかであることから、
同資産を投資対象とする投資信託の基準価格も一定の安定感は見受けられます。

利回り上昇と価格低下によって、米国ハイブリッド優先証券を投資対象とした
投資信託の基準価格もやや軟調な展開。



( MLP (配当利回り) : 10.0% )

12月末の8.7%からは1.3%の上昇。但し、1月中には12%前後にまで上昇。
足許で下落した 形。

12%到達時の原油価格(WTI)は約26ドル。

【 WTI原油先物 】     約33ドル  (2016年1月29日現在)



( BDC (配当利回り) : 11.4% )

12月末の10.5%からは0.9%の上昇。

14年7月から8~10%のレンジで推移。15年7月に上限の目安であった10%に到達。
その後は10%台で推移していたものの、ここへ来て大きく上昇。





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