REIT各指数利回りと債券利回りの比較です。 ご参考になれば幸いです。
( REIT利回り 小数点以下1桁まで カッコ内は前週比 2015年10月30日現在 )
日本 : 3.1% ( - )
米国 : 3.9% ( +0.1% )
オーストラリア : 4.7% ( -0.1% )
シンガポール : 6.3% ( +0.1% )
( 10年国債利回り )
日本 : 0.3% ( - )
米国 : 2.1% ( +0.1% )
オーストラリア : 2.6% ( - )
シンガポール : 2.4% ( - )
( スプレッド (リスクプレミアム) = REIT利回り - 10年国債利回り )
日本 : 2.8% ( - )
米国 : 1.8% ( - )
オーストラリア : 2.1% ( -0.1% )
シンガポール : 3.9% ( +0.1% )
オーストラリアのリスクプレミアムが引続き低下しています。
日本はREIT、債券ともに横這いです。
引続きリスクプレミアムの観点から投資妙味があるのは、シンガポール、日本の順番です。
REITを投資対象とする投資信託の基準価格については、国内REIT型はほぼ横這い、
米国REIT型もあまり大きな動きは見られなかった印象です。
【 セカンダリーマーケットにおける各国の国債利回り 】 ( 2015年11月4日現在 )
( 日本 )
2年 : 0.007% 5年 : 0.046% 10年 : 0.317% 30年 : 1.368%
( 米国 )
2年 : 0.77% 5年 : 1.59% 10年 : 2.21% 30年 : 2.98%
5年未満の中短期ゾーンが上昇しています。
利上げを織り込み初めているとの見方が出来るかも(?)しれません。
( ドイツ )
2年 : -0.30% 5年 : -0.05% 10年 : 0.58% 30年 : 1.36%
引続き年限5年以下はマイナス金利の状況です。
ECBのドラギ発言を受けてか、2週連続で金利低下がさらに進んでいます。
( オーストラリア )
2年 : 1.85% 5年 : 2.16% 10年 : 2.73% 20年 : 3.39%
( シンガポール )
2年 : 1.21% 5年 : 1.94% 10年 : 2.56% 30年 : 2.94%
今週は短期債から超長期債に至るまで全ての年限で金利が上昇しています。