米ハイイールド債(=低格付け社債)のスプレッド(=上乗せ金利)が7月中旬から急上昇しています。
指標となるバークレイズ・米国ハイイールド社債インデックスは、
今年の2月以来で、半年ぶりとなる4%までに達しました。
6月の下旬には3.2%でしたので、80bpほど上昇しています。
反対に債券価格は下落するでしょうから、
既発のハイイールド債を組み込んでいるファンド(投信)の資産評価には、
マイナスにはなると思います。
一方、長い目線で見ると、これから発行となる新発債の表面利率も上昇しますし、
セカンダリーマーケットで債券価格が下落したものの、
逆に利回りの上昇した債券を拾うことも可能になりますので、
逐次、ファンドがこれらの債券を拾っていけば、クーポン収入が増加することを通して、
分配金の上昇に繋がることも期待出来ます。
以上、少しでもご参考になりましたら幸いです。
以上、少しでもご参考になりましたら幸いです。
( スポンサーリンク )