2016年4月末での、ハイイールド債券の各指数利回りと私見です。
マンスリーでアップしていますので、ご参考になれば幸いです。
スプレッドは622bp程度で、3月末の660bp程度から38bpのタイトニング。
基準価格決定の主要な3つのファクターである、為替、ベース金利、スプレッドのうち、
ベース金利はやや低下、スプレッドもタイトニングしたものの、為替が大きく円高ドル安に
振れたことが影響。
15年8月以降、8%前後で推移していたがその後上昇して、
16年2月中旬に直近ピークの8.4%に到達したが、現在は110bpもタイトニング。
為替は人民元、香港ドルともに対円で下落。(ドル円相場の相似形)
アジアハイイールド債を投資対象とする投資信託の基準価格は、
スプレッドがタイトニングしたにもかかわらず為替で帳消しになり、ほぼ横這いで推移。
マンスリーでアップしていますので、ご参考になれば幸いです。
( 米国ハイイールド債券 : 8.0% )
3月末の8.5%からさらに低下。
2月中旬には10.0%を超えていたので、200bp以上も低下。
2月中旬には10.0%を超えていたので、200bp以上も低下。
米10年国債利回りは1.78%で、3月末の1.90%から12bpの低下。
スプレッドは622bp程度で、3月末の660bp程度から38bpのタイトニング。
米国ハイイールド債を投資対象とする投資信託の基準価格は小幅に低下。
基準価格決定の主要な3つのファクターである、為替、ベース金利、スプレッドのうち、
ベース金利はやや低下、スプレッドもタイトニングしたものの、為替が大きく円高ドル安に
振れたことが影響。
( 欧州ハイイールド債券 : 4.8% )
3月末の5.2%からさらに低下。
為替は1ユーロ122円台で3月末よりも円高ユーロ安に方向転換。
ベース金利(ドイツ10年国債)は0.14%で大きな動きはない状況で、
スプレッドはタイトニングしたものの、為替の影響の方が色濃く出て
欧州ハイイールド債を投資対象とする投資信託の基準価格もやや低下。
ベース金利(ドイツ10年国債)は0.14%で大きな動きはない状況で、
スプレッドはタイトニングしたものの、為替の影響の方が色濃く出て
欧州ハイイールド債を投資対象とする投資信託の基準価格もやや低下。
( 新興国ハイイールド債券 : 7.8% )
3月末の8.3%からは0.5%の低下。
2月中旬以降は低下の一途で、引続き新興国に対する信用不安が後退したことを反映か。
( アジアハイイールド債券 : 7.3% )
3月末の7.8%からは0.5%の低下。
12年8月より7%台で推移。意外にヒストリカルボラティリティは低く、
15年8月以降、8%前後で推移していたがその後上昇して、
16年2月中旬に直近ピークの8.4%に到達したが、現在は110bpもタイトニング。
為替は人民元、香港ドルともに対円で下落。(ドル円相場の相似形)
アジアハイイールド債を投資対象とする投資信託の基準価格は、
スプレッドがタイトニングしたにもかかわらず為替で帳消しになり、ほぼ横這いで推移。